お墓のお引越しについて(改葬)
新たに霊園/墓所と契約し、従来の場所からお墓を移転する場合、または郷里の村墓地や霊園等にあるお墓を新しい場所に移転する場合には、お骨の改葬の 手続きが必要です。
改葬には法律に基づく手続きが必要です。霊園/墓所と役所への書類の申請を行います。ご不明な場合はご相談ください。適切にアドバイス いたします。
改葬の流れ
①抜魂の法要 → ②古い墓石を処分または移転準備 → ③旧墓地の管理者に改葬儀の旨を伝える。「埋蔵証明書」と「受入証明書」を持って役所へ → ④「改葬許可証」の交付 → ⑤開眼法要を営む。
中秀石材店では、改葬について、複雑な手続きのアドバイスから抜魂・開眼法要までを御承りしております。ご不明な点については、お気軽にお問い合わせください。いつでもお待ちしております。
移転と修復
家族の転居や様々な事情で住み慣れた地を離れ、お墓も一緒に移転が必要となることは起こりえます。
長年お参りしていた場所を離れるのは寂しいものです。墓石の風化や苔すらさえいとおしく思えてきます。移転に際し ては、移転先の墓所の大きさや霊園等の規定に合わせることが必要な場合があり、全てを元のまま移転復元することが困難な場合もあります。
【お客様の事例】今回のA様の場合は、移転先の墓所面積が広くなるため、土台部分を基礎から新たに築くことになりました。また、土 台部分を新しくするにあたって、墓石と霊標についても修復いたしました。
お墓のリフォームについて
建立してから、何十年と風雨や日照、地震などにさらされると、墓石の自然風化がおこります。日常のお手入れをおこなっていたとしても、程度の大小こそあれ避けられません。最善の方法は、風化や劣化の初期段階で適切に対応することにあります。
墓石のひび割れやズレ、傾き、目地(石と石の接合箇所)の割れ、霊標や小物(花立て、ろうそく立てなど)の劣化、納骨部への水の浸入など、お墓に起こる様々な障害に対して、弊社では最適な方法をご提案しております。お墓について気になることがございましたら、まずはご相談ください。
リフォーム事例
数十年に渡り墓石が風雨にさらされた場合、多少の墓石損傷はまぬかれません。日々の手入れを行っていても起こりうる現象です。墓参が遠のいていた場合はなおさら損傷の程度は大きくなってしまいます。大切なお墓を子孫へ受け継ぎ、代々に渡って祭祀が行えるように、墓石損傷が見つかった場合は、早期に修復することが望ましいでしょう。
墓石は小さな割れ目等から風化の速度を速めることがあります。お墓に異状を見つけた場合はご相談ください。石材職人が経験によって適切に対応いたします。
長年の風雨のために、踏み石の一部が欠け、また全体的に苔や茶色のシミがこびりついていました。
汚れは、石の奥深くまでしみこんでいたため、洗浄による除去は困難でした。そこで踏み板を一新する運びとなりました。