大阪府「服部霊園」


服部霊園は昭和16年(1941年)4月に竣工し、昭和38年には約1万9千uを拡張整備し現在に至っています。自然を大切にした公園墓地としても有名で、単なる墓所に留まることなく、憩いの場としても利用されています。服部霊園は、半世紀以上にわたる歴史を持つため、墓所には有名人や偉人の墓所などもあり、小さな驚きもあります。
墓参の傍ら、広々とした園内を散策してみるのも安らぎの一時を与えてくれます。

第2次世界大戦末期の大阪空襲で戦災を受け亡くなられた方々の遺骨を納めるために、服部霊園には「大阪市戦災犠牲者慰霊塔」があります。昭和33年(1958年)に建立されて以来、毎年秋のお彼岸には慰霊祭が行われています。

服部霊園には外国人墓地があります。
元々は港区内にあったそうですが、港区の発展に伴い移転となり、幾多の経緯を得て、昭和35年に服部霊園に移転されたそうです。

服部霊園では、墓参のための水汲み用バケツ、ひしゃく置場があります。墓参者への配慮は行き届いており、墓参の利便性を高めるため水汲み場の増設も行われています。
また、服部霊園では、テスト的に無料送迎車の運行が行われています。また、お彼岸などの墓参時期には送迎車の増便もあります。